ブナからのメッセージ

ブナは落葉高木。おもしろいことに雨が降ると、葉っぱに落ちたしずくは全て枝から幹へと流れ、一筋の滝のようになって足元へ落ちるのです。なのでブナの森を歩いている時に雨が降ってきても、ほとんど濡れずにすみます。まるで大きな傘に守られているみたい。

枝いっぱいに開いた葉っぱは太陽の光を良く通します。森全体が明るく、多様な生物の住家となるのです。秋に落ちた葉っぱは微生物に分解され、フカフカのスポンジ状のカーペットとなって森全体と包み込みます。そこにはたくさんの山菜やキノコが育ちます。そしてブナの実も動物たちの大切な食糧になるのです。

他の樹木に比べて、ブナには圧倒的に高い保水力があります。たっぷりと蓄えられた水はやがて川に流れてゆきます。ブナの森の養分が川を豊かにし、その川がまた海を豊かにします。

ブナの森を歩いていると気持ちがさっぱりして、どんどん元気が出てきます。大きな、大きなエネルギーのサイクルの中にちゃんと自分も参加してるんだって思えるからかもしれません。「仕合わせ」の一つの姿。
そこには「和」があるのです。「和」は「なごみ」と読み、「わ」と発音します。そしてその「わ」は「環」=環境、自然につながります。よい環境の中で、私たちは「輪」をつくり交流が生まれます。輪ができればそこに「話」が語られる。楽しい「話」はさらなる「和」を創りだすのだと私は考えています。
「平和」への祈り…。Big Circle Of Life!

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